
モアイ像のある島として有名なイースター島。観光地として人気がありますが、日本から行くには少し距離がありフライト数も少なく交通費もかかります。行きたいけど手が届きにくい…。

実は、わたしも行く前は同じだったんだよね〜。実際訪れて、イースター島の魅力にどっぷりはまったよ!観光地として人気の所以をたっぷりとお伝えしようじゃないか〜♪
- イースター島にはモアイ像があることしか知らない
- イースター島に行きたい、行く予定がある
- イースター島での楽しみ方を知りたい
さまざまな特徴を持つモアイ
車で外周を一時間ほどで回ることができる小さな島であるイースター島。その中にはたくさんの観光名所があります。モアイだけをとっても島中に約1,000体、それぞれの特徴を持った名所があるので、レンタカーを借りて回るのがオススメです^ ^
Ahu Akivi アフ・アキビ
モアイは島を見守っているものが多く島の端に点在しています。しかし、アフ・アビキは島のほぼ中央に位置しているのです。
海に向かっている島唯一のモアイともいわれ、天文学的な要素もあるようです。
このモアイはイースター島を見つけた“7人の使者”であると語り継がれています。

Ahu Tongariki アフ・トンガリキ
幅100mのアフ(祭壇)の上にあり、島最大の15体のモアイ像が立つ遺跡です。高さ5メートルを超える大きなモアイ像は迫力満点で、人気観光スポットのひとつです。
ここではモアイの背から朝日が昇るのを見られる絶好のポイントで、朝早くから多くの人が集まります。とは言ってもひろ〜い敷地なので、ゆったりと時間が流れるのを静かに感じることができます。
1960年のチリ沖大地震の津波で壊滅的な被害を受けてからは放置されたままでしたが、日本の企業により修復作業が進められ、再び祭壇の上に並べられました。日本人としてなぜか自分が誇らしく、モアイが身近に感じられます^ ^
モアイは実物で見るとめちゃくちゃ大きいんですよ。15体のモアイの後ろ姿は圧巻です。
モアイさんにはたくさんの小鳥が集まっていて、あーちくしょう平和だなーなんて思うわけです。笑
広大な海を背に何百年と村を見守っているモアイの姿。嬉しいことも悲しいことも、イースター島での様々な出来事を経験してきたことでしょう。真正面から見る15体のモアイも圧巻でしたが、横から見るモアイは優しさとどこか切なさを感じます。ここからの眺めがお気に入り。
Rano Raraku ラノ・ララク
モアイの製作工場で、多くのモアイ達はここで造られた後、島内の各村落の祭壇へと運ばれました。製作途中のモアイや、運び出す途中だったと思われるモアイが約400体残っています。
工場とは言っても、想像するような工場とは全然違いますよね。山肌にモアイが佇んでいます。
途中で制作が途絶えてしまったモアイさん。広大な海を見ながら何を思うのでしょう。俺も祭壇に立ちてぇーってとこかな。夜に来たら結構ホラーですよね。
岩からモアイを形取っている様子です。このモアイは相当でかい。
ここでは珍しい正座をしているモアイも見られます。逆光!ポンコツ自分!何かやらかした人が作ったに違いない
Ahu Vinap アフ・ビナプ
モアイというと男性をモチーフにしたものが多いのですが、ここでは頭のない女性の形をした赤いモアイを見ることができます。写真は撮っていないので想像にお任せします。ポンコツ自分!
Ahu Nau Nau アフ・ナウナウ
白い砂浜が広がるアナケアビーチのそばに立つ、帽子をかぶったモアイがあります。
背中に入れ墨やふんどしのようなものを着けていたりする少し変わったモアイが見られます。

Ahu Tahai アフ・タハイ
ここには7体のモアイがあり、モアイを背にこちらは夕日を見れる有名スポットです。ハンガロア村から歩いて30分ほどで来れるので、毎日夕日の時間になるとこの広場に観光客や現地の人が集まっていました。平和とはまさにこのことです(*´ー`*)

そのうちのひとつに目を持つモアイがあることで有名です。逆光!ポンコツ自分!カメラやめちまえ!

夕日を見ていると、なんと隣でプロポーズをされていました!
プロポーズは成功したようで、このあと友達が駆け寄ってイヤッホホーイ!みたいな雰囲気で、わたしまでも幸せに溢れてるんるん気分で帰路に着きました( ´ ▽ ` )なんて最高のプロポーズなんだ。世のメンズは参考にするが良い。
島が小さいので、朝日と夕日どちらも見ることができ、どちらも太陽を背にしたモアイを眺めることができるのがイースター島のポイント!
村の至る所にモアイがいます。なんてったって1,000体!ここには載せきれないです。
レプリカか?本物か?とわからないものも。このモアイさんは月を眺めていました。

月に帰りてぇー。とかいうことはきっとない。
モアイ像以外にも魅力的な観光名所
Ahu Te Pito Kura テ・ピト・クラ
直径75センチ、地球のへそと呼ばれる丸い石があります。周りに小さい丸い石が4つ並べられており、マナと呼ばれるパワーを発しているため石に額をつけて願い事をすると叶うと言われています。
磁気を帯びているこの石は、方位磁石を置くとあらゆる方向に動きます。不思議なエネルギーを感じることのできるパワースポットとなります。

Puna Pau プナ・パウ
モアイの上に”プカオ”という長い髪を結った髷を表している帽子のようなものがあります。プカオを乗せているモアイ像は位の高かった者の墓石で、当時のイースター島では位の高い者は髪の毛を赤く染めていたと言われています。
このプカオの採石場が火山にあるプナ・パウ、ここでは赤色凝灰岩が採石できるため、プカオが製作されていたようです。最大のプカオは重さ12トンにもなり、それをどのようにモアイ像の上に乗せたかは未だ謎のままとなっています。

Rano Kau ラノ・カウ山
ラノ・カウ火山の直径1.6kmに渡るカルデラ湖を見ることができます。
これ!まさに「君の○名は」やん!
と誰もが思うような神秘的な景色。地球や自然のすごさを感じます。ラッドが頭を流れる〜。

イースター島での過ごし方
わたしは7泊8日で訪れたのですが、モアイしかないしなぁ〜…何して過ごそう( ˙-˙ )と1日目は考えていました。最終日には、んもっといたい〜(;ω;)と思えるほど毎日が充実して夏休みのようなワクワクする時間を過ごすことができました。

遅咲きの青春だね〜。

一生青春みたいに生きるもん。

ほっほっほっほ〜。
水平線に沈む夕日を前にしたキャンプ場
イースター島にはホテルもあるみたいですが、数が少ないからめっちゃ高いと思うんです。バックパッカーの選択肢としては、日本人宿がひとつあるのと、このミヒノアというキャンプサイト。ミヒノアにはテント泊以外にも家族から個人でも泊まれるような部屋も完備されています。
わたしが訪れる一週間前に日本人宿を予約しようとしたら既に埋まっていたので、残る選択肢はキャンプサイト。イースター島で海を前にしてキャンプとか…最高やん( ゚д゚)ってことでキャンプサイトに宿泊しました。
キャンプサイトはとても広々としていて、既にテントと寝る用にマットも敷かれています。
共有の広々としたキッチンや、wi-fiが使える共有スペース、シャワールームもあるので快適です(*´ー`*)観光や遊びに出かけた後、夕方にシャワーに入って、暖かい気候の中で濡れた髪を自然乾燥させながら夕日を見に散歩に出かけるというのが日課でした。天国か。
日中は暑すぎてテントにいれないので、テントの中にいるのは寝るときだけです。なんと言っても目の前がこの夕日。

キャンプサイトもモアイさんが見守ってくれています。レプリカモアイ

イースター島がわたしにとって初のテント泊でした。他の設備が整っているので、初心者でも過ごしやすくキャンプ感を味わえてとても良かったです。
なんと言っても綺麗な星空や夕日、綺麗な海を目の前にキャンプをするのは最高の思い出となります。
毎日が無料バーベキュー
観光ばっかりしてられないし、他に何をするの?と聞かれると、それはもう一択、バーベキューです( ˙-˙ )キャンプサイトの中にバーベキューができる場所があります。綺麗に整備された感じでは全くない
イースター島ではレストランで食事をとるとなかなかのお金がかかります。普通の短期旅行者ならなんてことない値段かもしれません。貧乏バックパッカーにとってバーベキューは安上がりでみんなでシェアできて尚且つ酒がうまくて楽しい。最高の料理です。
バーベキューして、人が増えてバーベキューして、人が帰ると同時にまた新たな人が来てバーベキュー。
綺麗なビーチ近くにもバーベキューできるスペースがあるのでここでもバーベキュー。綺麗な場所ではなくワイルドな感じがまた良い。
イースター島でバーベキューをするなんて思ってもみなかったからそれが面白い。

バーベキューの後にスイカ割りをして割れた瞬間地元の子供にスイカもピントも盗られた。全部あんたの仕業か!
レンタカーで好きな時間に夕日・朝日・星空鑑賞、島内散策も!
島内には電車やバスはないのでタクシーやレンタカーで移動をするのが主流です。レンタサイクルもあるはず。絶景を眺めながらのドライブは最高。


牛さんに道路なんて関係なし。

車を置いて海沿いの丘を散策。モアイベンチ。

よくわからないけど、きっと昔の人がお絵かきしたものだ。説明小学生レベル
イースター島は夕日、朝日だけではなく、灯りが少ないので星空も格別です。星空を見にみんなでドライブ、あー青春だわこれ。
毎日食べたくなる極ウマのジェラート
ハンガロア村から歩いていけるジェラート屋さん。これが激ウマー!!!!忘れられないこの味、、、(;ω;)
綺麗な港に位置しているシャレオツなお店。暑い日中、遊んだ帰りには食べたくなる病み付きの味なのです。

透き通る海でマリンスポーツ
イースター島は波が高くてサーファーがこぞって集まります。

他にもスキューバやシュノーケリング、ウミガメを見るツアーやボートツアーなんかもあるみたいです!
モアイにしか興味なかったから何もしてない。
イースター島の海は超絶綺麗です。
あ!でもスキューバでは海底に横たわっているモアイも見れるんです!!これは見たかった!!
ここでしか味わえないモアイ寿司
日本食が食べられるお店『Kotaro』ここではなんとモアイ寿司が食べられる! カメラのピントが壊れたようです。しつこいわ。
かなり量が多いので、大人数で食べに行くことをお勧めします。
おまけ:モアイ写真の撮り方講座
誰が興味あんねんということは無視してどうぞ。
16体目のモアイになってみる

時をかける少女みたいに飛んでみる

硬い体で開脚飛びしてみる

ナマステポーズで飛んでみる

背面跳びで飛んでみる(夫婦で世界一周されていた旦那さん)

モアイを腕に乗せて牛耳ってみる

みんなで飛んでみる

モアイの彼女になってみる

モアイと浮気してみる

モアイの気持ちになって海を眺めてみる
モアイの鼻にぶっ


怒られるよ。

自分なりの楽しみ方を探してみてくださ〜い。

逃げた。
まとめ
海外に行くと、広大な景色や絶景と共に、地平線に沈む朝日や夕日を見たくなるものです。イースター島はゆったりと流れる時間の中でそれを叶えてくれる最高の場所でした。
謎めいた歴史に触れ、自然を肌で感じることができる。その中で仲間とわいわい過ごす時間もまた思い出を彩ります。
イースター島の雰囲気を少しでも感じ、想像を膨らましてもらえたなら嬉しいです。
僕もモアイ像があることしか知らないんだけど、それでも行きたいって思っちゃうんだよね〜。なんでイースター島ってそこまで人気なのかな?